昼の浜辺でひとり

日々思ったことを書きます

KSR-Ⅰが欲しい

 就職を機に、京都市上京区から伏見区の南の方に引っ越してきて原付が欲しいと思った。上京の頃は徒歩や自転車、バスでの移動で十分だった。ぶっちゃけ伏見区でも電車ですぐに四条河原町周辺に出ることはできる。

 ではなぜ原付が欲しいのか、それは近くのスーパー銭湯(サウナ有り)までの距離が遠いからである。電車を使えばスーパー銭湯までは30分ぐらいで着く。でもスーパー銭湯に電車で行くか?私は普段の風呂と変わらない感じでスーパー銭湯に行きたい。だから、車で行くか、近かったら自転車、徒歩がベストである。これらの手段でスーパー銭湯に行った場合、スーパー銭湯から家までがひとつなぎになっている。しかし、改札を通り、電車に乗るという行為はなんだか日中の行動の一部のような気がして、風呂の後に行うと気持ち悪さを感じる。自宅であれば、風呂に入ったら体の温まったまま就寝するというサイクルなのでなおさらである。

 欲しい原付はというと、KSR-ⅠというKAWASAKIの50ccの原付である。20年以上前の原付だ。KSRを知ったのは、神戸にあるEPOCHという古着屋のスタッフが乗っているらしく、緑のKSRをインスタに載せていたことがきっかけだ。EPOCHには2回行ったことがある。お店のレイアウトから品揃えまで、とてもカッコいい店だなと思った。ガレージのような入り口にはじまり、無骨な内装がワクワクさせる。アウトドアブランドの古着・リュックがたくさん置いていて、見ているだけで楽しい。  

 そんなお店に緑のKSRがマッチしていて、私の目にはKSRがめちゃくちゃカッコよく映った。KSRの車体は小さいながらも、乗って楽しそうなフォルムをしている(良い意味でおもちゃみたい)。ブロックタイヤを履けば、多少のオフロード走行も可能なようである。移動と遊びを手に入れれられるKSRが今とても乗りたい。